サンドバッグの使用方法
サンドバッグ打ちで、フォームの確認、技術の向上、スピードアップ、パンチ力とキック力の強化、スタミナ強化を図りましょう。
私は鏡でフォームを確認しながら行うことが多いです。
ジムのストップウォッチを自由に使って良いので、3分3ラウンド、インターバル1分など決めて行いましょう。
揺れるサンドバッグが自分の方へ向かってくる時に打ちます。前蹴りやジャブ、手を伸ばすなどして揺れるサンドバッグを押さえてコントロールしましょう。
慣れてきたら自分でメニューを考えましょう。
■ラウンド1:パンチとキックを単発で打つ
目的:基本の技を正しいフォームで反復練習して体で覚える。
20年以上前からキックボクシングをやっていますが基本の技の練習は常に行います。
基本の構えになり、肩に力が入り過ぎないように脱力します。前後の足の位置、ガード(打つ手と逆の手のガード、打って終わりではなく打ち終わりのガードを意識します)、体の軸の回転などを意識して行いましょう。
・ジャブ×5
・ストレート×5
・左右ボディパンチ×5
・左右ローキック×5
・左右ミドルキック×5
・左右ひざ蹴り×5
・左右前蹴り×5
・軽くフットワークを使い、基本の構えを崩さないように前後左右へ移動しながら単発のパンチ&キック
■ラウンド2:パンチとキックをコンビネーションで打つ
目的:パンチからキック、キックからパンチへの体の使い方を覚える。全身の連携を強化する。
基本は、左→右→左→右の順番でパンチとキックを打ちます。
慣れてきたら、左→左→右、右→左→左など同じ方を連続で打ったり、上下を混ぜて打ちましょう。
全てを強く打つのではなく、基本的には最後を強く打ちます。
また、フットワークやフェイントを使い、強弱や緩急をつけて打ちましょう。
・ワンツー → フック → 右ミドルキック
・ワンツー → 左ミドルキック
・ストレート → 左前蹴り → 右ひざ
・ジャブ → 左フック → 右ローキック
・ジャブ → ボディストレート → 右ミドルキック
・左フック → 左ボディ → 左ミドルキック
■ラウンド3:パンチ&キックを全力で打つ
目的:パンチ力、キック力、スタミナを強化する。
・ジャブ×5
・ストレート×5
・左右ボディパンチ×5
・左右ローキック×5
・左右ミドルキック×5
・左右ひざ蹴り×5
・左右前蹴り×5
・ワンツーの連打 1分間
・ミドルキックの連打 左右20回
・サンドバッグの上部を両手でつかみ、左右のひざ蹴り 1分間